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2011-07-16 (Sat)
7月16日。手術の日から2年がたった。
2年前の今頃は、麻酔から覚めて痛みと戦っていたかな。
右胸だけ、先に天国に行ってしまった日。

2年間はいろいろあって大変だったし、
そしてその大変はまだまだ続く。
全摘したからって終わりにならないところが、乳がんのつらいところ。

それでも2年前、病気に気が付かないままだったら、
もしかしたら、今ここに自分はいなかったかもしれない。
今、自分がこうして生きていられる事に、ただただ感謝。


今日は月に一度の恒例のデイサービスでの音楽療法。
今日の衣装は夏らしく浴衣。
うちのスタッフには、着付けのプロとヘアアレンジのプロがいるので、
バッチリ、やってもらいました

スタッフも利用者さんも、みんな「素敵」と言って褒めてくれたし、
コンサートも盛り上がって、わたしも嬉しかった。
2年前の自分は、もう絶望の淵にいて、
2年後には、こうして浴衣を着て、元気にフルートを職場で吹いてるなんて、
まったく想像出来なかった。
だいたい、片胸で着物なんか着れるわけがないとか思ってたし。

でも、こうしてみんなと笑っている自分が、今ここにいる。

今、こうして生きている事は、決して当たり前の事じゃない。
消えそうになっていた命を、ここまでつないでくれた多くの人達がいる。
病気のせいで、今でも悲しい思いとか、つらい思いもするけれど、
それでも生きることを諦めない。

毎日こうして生きていられる事に感謝しながら、
今を大事に重ねていけば、
長くても短くても、結果いい人生になるはずだと信じています。


まだまだこれからも治療は続くけど、
3周年目を目指して、頑張るぞ!!
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| つれづれ | COM(8) |
2011-07-03 (Sun)
今日は友達のフルートリサイタルがあって、新大久保まで行ってきた。

普段、一緒にアンサンブルをやっている仲間の一人。
プロとしてステージに立つ彼女はキラキラしてた。
フルート吹くのが気持ちよくて仕方ない、というのが伝わってきた。


いろいろあって、今のわたしには、それがなくなってしまった。
フルート吹くのが楽しくて仕方なかったのは、高校生の時までかな。
職場の楽団の先輩が厳しすぎて、
だんだんフルートを吹くのが楽しくなくなっていったのが始まり。

それでも頑張って続けてきて、いろんな事があって、
今は音楽をやっていても、楽しいと思えなくなってしまった。
音楽やってて、つらいと思う事が長く続きすぎたのかもしれない。

頭部管だけなら最初から簡単に音は出る楽器と言われているけど、
わたしはフルートを始めてしばらくの間、ずっと音が出なかった。
その時点でフルートは向いてないと気がつけば良かったのだけど。
そのまま頑張っちゃったんだよなあ。

頭部管だけでやっと音が出るようになった時の感激。
一つ一つ、吹ける音が増えていった時の喜び。
どこまでも遠くに自分の音を響かせたくて、
めいっぱい吹いていた高校生の頃。
あの時の気持ち、今でも思い出せる。

でも今は・・・


今は自分の音楽を支えてくれる先生もいない。
楽団に入る気力も勇気もない。
自分の音楽は、いったいどこに向かっていくんだろう。

音楽やるのが楽しくて仕方なかった頃のように、
いつかはまた気持ちよく、楽しく、フルートを吹ける時がくるのかな。

これからますます広がっていくであろう彼女の音楽の世界に対して、
わたしの音楽の世界の扉はどんどん閉まっていきそうで怖い。
そんな事を感じた。

まだ希望を失いたくないけれど。
| つれづれ | COM(0) |
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